稼働時の消費電力を約13%低くし、
始動時の所要動力を下げた実験事例

メルコ(南アフリカ)は2009年に1200W、機長360mのコンベヤで、既存の鉄製ローラをHDPEローラに取り換えて空荷テストを行い次の結果を得ました。その結果とは、稼働時の消費電力が7kW/h減になり、始動時の所要動力は約14%少なくて済むというものでした。この結果は、実荷での稼働に於いて消費電力を約13%削減できる事を意味し、モーターは1ランク下げられる事を語っており、コスト削減に寄与する事が証明されました。

SUPREME

TOP ヘルメテック

HDPEcatalog3.pdf へのリンク

HDPEローラ
TOP"&“SUPREME"、
2つのタイプ、その特徴と内部構造
ラルメカの
HDPEローラには2つのタイプがあります。それはTOPローラ(イタリア本社)とSUPREME(メルコ)です。さて、HDPEローラは1)ローラ回転部重量を極力軽くする、2)軽快に回転させる事を追求して生まれたローラですが、肉厚のHDPE管(管厚9〜12o)でも搬送物負荷や暑さや自重と云った条件が重なるとたわむ可能性がありローラの寿命に影響するので1.5~2o厚の薄鉄管を封入して補強しています。(注:TOPはローラ長600oまでは薄鉄管の補強無)。又、回転を軽快にする為に非接触のラビリンスシール(迷路構造シール)を採用していますが、TOPにはこの"コンタクトレス"タイプの他に、防塵/防水性に優れたPSVローラと同じシール構造をもった"ヘルメティック"タイプがあり、併せて、提供しています。
HDPEローラは、軽くて耐摩耗性あるサーモプラスチックのHDPE管(高密度ポリエチレン管)を採用してローラ回転部重量を軽くし(鉄製ローラの約半分)、且つ、回転摩擦係数を低く抑えてローラの回転を軽快にしたローラで、ベルトコンベヤ始動時の所要動力を下げると共に、稼働中の消費電力を抑える事を目指して開発された、まさに、21世紀初頭の現代に相応しい“新世代のローラ”です。HDPEローラは、この他、高速対応で、音を吸収する働きから静音性に優れ、摩耗/腐蝕に強く、又、粉塵/汚泥が付着しにくい、ローラ重量が軽いのでローラ交換が容易、と云った特徴があり、まさに”省エネ/環境/安全のローラ”です。

回転摩擦抵抗値が低いので回転が滑らかで、電力消費を低減するSUPREMEローラ

ローラ面への泥砂の居付きが少なく、静音で軽いTOPローラ

  TOPローラ
  
左:φ89-φ20
  
右:φ108-φ20
(φ108
径もJIS規格です

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つまり、それは、モーターを現状のままとしても、電気代は1kW /h17円として24hx330日稼働x7kW/h(削減値)として試算すると1年で94万円(10年で940万円)のセーブ効果で、しかも、1ランクモーターを下げればもっとセーブが可能な事を意味する実験データです。
尚、TOPSUPREMEの製作スペックは、片やTOPは管/軸径でφ89/102/108/127/13320/25の寸法仕様で中軽荷重の用途向けなのに対し、他方SUPREMEはφ102/127/152/17820/25/30/40と重荷重の用途向けの仕様です。
HDPE
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