蛇行
“取るッくん”ローラ
メカニカルな蛇行調整
取るッくん”ローラの内部は右のようなメカニカル部品で構成され、そして、その構成部品はオイルに浸かった状態で、リターンローラとして通常は回っています。しかし、ひとたび、1)ベルトの蛇行が発生して、2)右図Aのようにベルトが進行方向に向かって左に寄ると、3)“取るッくん”ローラはメカニカルな動きで自働的に進行左前に傾きます。4)“取るッくん”ローラが左前に傾くと、ベクトルの働きでベルトは右図Bのように自ずと中央に戻ろうとしますから、5)蛇行は抑制されます。逆に、蛇行が進行方向に向かって発生し右に寄れば、今度は“取るッくん”ローラは自ずと進行右前に傾きますから(図C)、同じようなメカニカルな動きを経てベルトの蛇行を抑制します。このように、電気や油圧の力を介さずに、メカニカルな働きだけで蛇行を抑制する画期的な蛇行調整ローラで、しかも、お求め易いローラです。

C

ベルト巻き込まれ事故対策に有効な“取るッくん”ローラ
労働安全コンサルタント三橋氏のレポート『砕石業の労働災害の原因と対策および事業者、管理者の係る責任』(セメント新聞社/隔週紙『アグリゲイト』:2015713日号掲載)に依れば、2005年から2014年の10年間に起こった日本砕石協会員事業所での死亡災害事故136件中、2番目に多いのがベルトコンベヤへの巻き込まれ事故(27件、約20%)で、その事故の多くが『労働者がベルトの蛇行を稼働中に調整しようとして、、、』の巻き込まれ事故としています。氏は『「運転中の手出し厳禁」指導は正しい対策ですが、蛇行取りは運転しながらでないと効果を上げにくく、まして、繁盛に蛇行する設備においては手出しもせざるを得ない状況と思われます。巻き込まれの主因は設備上の問題にあり、コストアップは避けられませんが、蛇行防止対策を施した設備の導入は不可欠なものと言えます。』と指摘し、コンベヤの蛇行防止機器の導入が安全化に向けて不可欠としています。

B

ローラ内部:構成部品

蛇行“取るッくん”ローラは、ベルトの蛇行をメカニカルな働きのみで調整する、電気不要の画期的な蛇行調整ローラです。”取るッくん”ローラは既存のリターン用取付ブラケットのJIS取付穴位置にそのまま取り付けられる寸法/仕様ですので簡単に据付でき、コンベヤの安全に直ちに貢献します。
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既存ブラケット穴位置に取り付けられる設計及び仕様
“取るッくん”ローラ及び専用ブラケットは、既存のリターン用JISブラケットの穴位置に合致するように製作されてのお届けです。従って、まず専用ブラケットを取り付け、次にローラをセットすればOKの容易な据付作業です。“取るッくん”ローラローラ径はφ168、軸径はφ3040,φ50で、ベルト巾400W〜2300Wまで提供しています。尚、ローラ長はベルト巾+50oが標準です。取り合い寸法及び各ローラの許容負荷等については専用パンフレットTracking
leaflet1.pdf へのリンクを参照ください。尚、リターン用だけでなく、キャリア用、V字リターン用のタイプも提供可能です。

A